31-May-2013
[Willem EPROM Programmer届いた]

まだかまだかと待つ日々ですと書いた28-May-2013の夕方には届いたので、WindowsXP用のソフトウェアをセットアップして前から吸い出しを行いたかった11個のROMの吸い出しをやってました。9個は21-May-2013のTOSHIBAの機種不明なフォントROM、残りの2個はPanacom M500L(CV-M500LFD)のジャンクからひっぺがしたBIOS ROM。

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やっぱり専用の道具は便利です。さくさく作業が進みますね。

DOS版のソフトウェアからの吸い出しもやってみようとしたのですが、仮想マシン上で作ったディスクイメージに問題があったらしくOSすら起動しないフロッピーを作ってしまったため、また今度に。

道具を入手したので、前から気になっていたROMの吸い出しを試みようと考えているのですが…なかなか難しそうです。

ターゲットは、16-Jul-2007に分解したJDL ACCOUNTING NOTE MVに載っていた、SOP44のROM×2。当時の写真を見る限りでは、一個は富士通の29F400BA-90、もう一個はJDL J8SX00062というカスタムチップに見える物。29F400BAはともかく、J8SX00062の素性が分からないのでまずはJ8SX00062をひっぺがした後の基板のパターンをじっくり観察。

1番ピンと44番ピンに信号線が接続されている気配はなく、それ以外のアドレス線は接続されていそうなことを考えると、このカスタムチップらしき物は27C160をベースとした16Mbit(2Mbyte)のマスクROMである可能性が高いように思われます。

また、基板のシルク印刷を信用するのであれば、アドレス線(VA[])およびCS,OEの制御線はROM側とCPU側できちんと対応しているものの、データ線(VD[])はROM側のD0〜D15はCPU側のD15〜D0に対応しているように見えます。吸い出した後に16bit単位でのビット反転を行う必要があるかどうかは…実際に吸い出した後のお楽しみということで。

とはいえ、これらのROMをどうやってROMライタに取り付けるかというのが一番の問題だったりする訳で。書き込みの行える29F400BAは取り付け用のアダプタがあるのでともかく27C160(推定)は一体どうやって配線すれば良いか見当が付きません。FONTSELなんてシルク印刷がある以上、J8SX00062はフォント関連のデータを格納していそうなので是非とも中身をみてみたいところなのですが。

Panacom M500L(CV-M500LFD)の基板に付いていたこれとか、もうどーすりゃいーのさと。

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富士通のMB834200A-20。型番から4Mbit(512Kbyte)のマスクROMのようですが、QFP64は流石にうまく剥がせる自信が無いなあと。59.3kg(03:30)

28-May-2013
[Willem EPROM Programmerというもの。]

PC/AT機のパラレルポートを使ったROMライタらしく、オリジナルはwillem.orgにあるというものの現在は繋がらず、Web archiveで探しても見つからず。今となってはhttp://www.mpu51.com/eprom/eprom.htmlが多少は役立つくらいに見えます。Web archiveの中を漁るなら、おそらく1998年12月頃のhttp://www.bos.nl/homes/waklos/nprome.htmが原典となるのでしょうか。

この手のライタはいくつかのメーカーが作っており、eBayをちょっと眺めた範囲ではSIVAVA, KEE Electornics, MCUmall Electronics, EZoFlashの名前が出てきます。これらの製品は対応するOSがWindows XPまでとなっており、Windows Vista以降で使うのであればUSB化された物を買う必要がありそうです。

Windows XPのサポートが切れたとしても、ROMライタを動かす分なら問題ないでしょうが…そのためにXP機を保持するコストもなかなか馬鹿にできないものです。やるとしたら、以下のどれかの手段ということになるんですかね?もちろん自己責任で。

もっとも、ソフトウェアの心配よりもむしろパラレルポートの付いたマシンをどう確保するかという問題の方が大きく、結局USB版の適当なライタを買った方が安心なんじゃないかという気がしなくもないです。

この手のツールを動かす程度であればそんなにスペックも要らないでしょうから、適当なXPマシンのお古(ノートマシンなら場所も食わないしモニタも付いてる)を調達する手もありそうですね。

MCUmallのProgrammer Software Downloadを見てみると、DOS 0.996 for WillemなるDOS用のツールが存在するようです。2001年以降対応できるチップは増えてませんよと書いてありますが…

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現在売られているWillemのROMライタをこのツールで駆動でき、かつ読み書き対象となるデバイスがスクリーンショットの中に含まれているのであれば、DOS版を使うのも手なのかもしれません(スクリーンショットはDOSBoxで撮っています)。

…と長い前置きですが、KEE ElectronicsのPCB6.0E Willem EPROM programmer [PCB6.0E LPT]なるものを発注してみました。USPSのTrack&Confirmを見ながらまだかまだかと待つ日々です。58.90kg(02:45)

21-May-2013
[各種漢字ROMの画像化]

今までFONTX2化することしか考えていなかったのですが、Togetterにまとめられたツイート(80〜90年代のシフトJISの諸方言について)を見ると漢字ROMに含まれたグリフの一覧を作ってみる必要もあるよねということでちょいと作業してみました。

とはいえ、そのままのサイズで作っちゃうと元のデータそのものと変わらないために著作権的な問題を招くので、適当に縮小してあります(これでも問題になりますかね?)。あと、画像のファイルサイズはどれも1MByteを軽く超えます。

富士通のプリンタフォントらしき物 (JIS第一水準) (JIS第二水準)
08-Nov-2007に入手した物。JIS第一水準のみ。特殊な文字や半角文字は見当たらず。
FUJITSU FMLBP115R2 (24×22)
25-Jun-2009のように内部ではJIS78/JIS83/OASYS83配列に対応するテーブルを持っているが、今回はそれを無視してグリフを拾うのみとした。JIS第一水準/第二水準に対応。
TOSHIBA JW-R50F2 (24×24)
JIS第一水準のみ。ギリシャ文字の後に点字、漢字の直前に(おそらく郵便番号用の)半角英数あり。
TOSHIBA JW-R55F (24×24)
JW-R50F2と同様。ただし全角部分のフォントはいわゆるjiskan24系に置き換えられている。
TOSHIBA 型番不明 (24×24)
昨年夏頃にオークションで入手した物。東芝製のチップに0160〜0168のナンバーが付いた、9個のROMセット。中身を見るに、JIS78配列のJIS第二水準のようだ。
TOSHIBA JWS2050A (24×24)
JW-R50F2向けのJIS第二水準フォントのフロッピー。漢字のみ。
TOSHIBA JWS2070A (24×24)
JW-R55F向けのJIS第二水準フォントのフロッピー。漢字のみ。
TOSHIBA JWS2073B (JIS第一水準) (JIS第二水準) (32×32)
JW-RxxF向けの毛筆体フォントフロッピー。東芝のワープロ用なので、基本的に上に挙げたJW-R50F2/JW-R55Fのグリフと同じ。
NEC NM9300 (JIS第一水準) (JIS第二水準)
プリンタのフォント。下付/上付数字や手書き風の数字、網掛けのなんだかよく分からないものがある。
SONY TXT-30
文字放送デコーダから吸い出したもの。JIS第一水準のみだが文字放送独自の記号類や特殊文字が非常に多い。
JDL J8SX0062 (24×24)
会計専用機(JDL ACCOUNTING NOTE MV)に入っていたフォントROM。漢字は明朝体だがイタリック体の英字、ゴシック体の数字、六角数字(丸じゃなく六角形の中に数字が書かれているのはこう表現すべきなのか)、JDLのロゴを描画するためのパーツが含まれているのが特徴。半角カナは含まれず。

この時代の漢字ROMはJIS第一水準/第二水準それぞれ4096文字分の領域があり、NECや富士通のプリンタは128×32、31-Mar-2013のSONY SMC-70用のは32×128文字で並べているようです。東芝は96×43−32となるのですが…間違えて96×48で画像を作ってしまったため、盛大にゴミがついています。

漢字ROMの単純なダンプなので、文字コードとグリフとの対応付けに関する情報が無いんですが、参考になりますかねえ?58.85kg(03:55)

23-May-2013補足:FMLBP115R2を追加。他の文字サイズについては省略。

25-May-2013補足:文字放送で使われる文字の定義については、標準テレビジョン文字多重放送に関する送信の標準方式第十一条第三号及び第十八条の規定に基づく標準テレビジョン文字多重放送の放送番組のデータの送出等を参照。なお、この定義によれば漢字一文字は16×24ドットで表示させることを前提としているようだ。

29-May-2013補足:TOSHIBAの型番不明(0160〜0168)を追加。

05-Jun-2013補足:富士通のプリンタフォントらしきものにJIS第二水準の領域を追加。JIS第二水準については、漢字プリンタ(MB27411)のオプションである漢字ROMセット(MB22017)から得たデータから画像を作成している。

22-Jun-2013補足:JDL J8SX0062を追加。文字サイズは16×16と24×24があり、それぞれのサイズの明朝体/ゴシック体をROMに格納しているが、ここではグリフの一覧を目的とするため24×24の明朝体のみとしている。

20-May-2013
[日記じゃなくて週記ですねえ]

…と言っても、一週間にあった出来事を書いている訳でもないから週の記録でもないか。

色々と忙しくて日記どころじゃないというのが理由なんですが、子育てやってるとなかなか日記のネタを仕入れたとしてもそれをまとめるだけの時間がまったく取れないという。その代わりTwitterに垂れ流しとかそんな感じで。

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早朝に車を走らせて19-Aug-2010の八王子大月線106号鉄塔と八ツ沢発電所を再び見に行ったのですが、そこから二枚載せてお茶を濁しておきます。59.50kg(04:25)

13-May-2013
[地下送電ケーブル祭り。(2)]

30-Mar-2013に見てきた川尻線4号の先にある、大和製罐の工場の変電所をちょいと覗いてみたんですが…

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大和製罐の工場がゴールではなく、そのお隣にある日本板硝子(株)相模原事業所に向かっているようですが。さらにその先があるかどうかは分かりませんが、こういう事例を見ちゃうと油断できませんねえ。

こーゆう、工場内の変電所を経由してさらに他の場所へ向かうケースというのは多いのでしょうかね。川尻線4号→大和製罐→日本板硝子の他に、清新変電所→昭和電線ケーブルシステム(株)相模原事業所→日本電気橋本技術センターというのも最近見ています。

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ここ、路線名が面白いですね。昭和電線相模原(昭和電線相模原線ではない)とか、日電橋技線とか。58.90kg(03:35)

06-May-2013
[地下送電ケーブル祭り。]

地下送電ケーブルの標識、そーいや麻溝線10/10-1号〜大沼線11号/麻溝線11号なら送り手側/受け手側両方の確認ができるよなーということでちょいと比較してみましょうか。

まずは大沼線2番の標識の、麻溝線10号鉄塔側(左)と大沼線11号鉄塔側(右)。

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お次は麻溝線1番の標識の、麻溝線10-1号鉄塔側(左)と麻溝線11号鉄塔側(右)。

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送電線の名称と、電圧+よく分からない数桁の数字は同じようです。送電区間は同一でも、例えば麻溝線1番なら「麻溝線10-1(鉄)〜麻溝線11(鉄)」と「麻溝線11(鉄)〜麻溝線10-1(鉄)」のように二種類の標識があります。金かけてるなあと思いましたが、現在地〜相手と記すことで、トラブルが発生した際でもどちら側に居るのかを分かりやすくしているのかもしれません。

他、標識の写真をぺたぺた貼ってお茶を濁します。画像表示をoffにしちゃうと何が何やらになってしまうので、もうちょっとマシな説明が書ければと思うのですが…この辺りの良いアイデアがあったら是非とも教えてくださいな。

麻溝線10-1号鉄塔で分岐する、相模原浄水線と宇宙研線。宇宙研線の写真はちょっと読みにくいですが、麻溝線10-1(鉄)〜宇宙機構 6万11と書かれています。

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大沼線1番の大沼線11号鉄塔側(左)と、麻溝線2番の麻溝線11号鉄塔側(右)。

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大沼線12号鉄塔で分岐する、相模大野線の1番と2番。

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大沼変電所で分岐する、ニコン相模原線の1番と2番。

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ニコン相模原線の標識はフェンスの隙間から見えるのですが、大沼変電所の向かいにある大沼線12号鉄塔側から見ないと分からない(変電所沿いに歩いていると分からない)という点が厄介ですな。58.80kg(05:25)